これはフィクションであって作者の作り話です


「ついてないなあ・・・。」
朝から走っている。
寝坊した。
走れば間に合うと思っていた。
だが、雨が降っていた。

「ふう、間に合った・・・。」
かばんの中からタオルを取り出した。
こういうときもあろうかと入れておいてよかった。

「あれ?おかしいな・・・。」
タオルで雨と汗を拭いた後
携帯電話がないことに気がついた。

「やば。落としちゃったかなあ。」
「どうしたの?」
「えっ?」

この人と出会えたのは・・・学校だった。


いつもの場所。
いつもの学校。
特にかわらない毎日。

でも、毎日楽しい。
何でかって言うと・・・。
「こんにちは。加奈さん。」
「こんにちは。」

朝、ただ挨拶するだけなんだけど
それが毎日すごく楽しい。

知り合ったきっかけはカギだった。


「落としましたよ。」
「あっ、すみません。ありがとうございます。」
「ちょっと壊れてますね・・・。」
「あっ、ほんとだ・・。」
「これなら直せるかも。」
「いえ、大丈夫です。ありがとうございます。」
「でも・・・そのままじゃバラバラになっちゃいますよ。」
「え・・・。」
「ちょっと貸して。」

こういうことは少し得意だ。
思っていたより簡単に直った。
「はい。」
「ほんとにすみません。」
「いえいえ、それでは。」


第二部です

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