
一年目
4月10日
今日から新しい生活が始まる
高校の入学式も昨日無事に終わり、今日から高校生活が始まる。
電車で一時間はかからないところに私の学校がある。
受験勉強は今から考えるととても大変だった。
でも、そのおかげで第一志望の高校に合格できた。
都内にあるその高校は最寄りの駅から歩いて10分くらいのところにある。
私はこの高校をとても気に入っている。
制服はブレザーにスカートがチェックのとってもかわいいもので
みんなから羨ましがられる高校だった。
あの制服が着れたらなっていつも思ってた。
それを今着ていると思うとうれしくってうれしくって・・・
そんな感じで高校生活が始まりました。
5月12日
あれから一ヵ月後
お友達もできて、とても楽しい学校生活が送れていた。
その中でも必ずしていることがあった。
それは電車の中でのことである。
快速は朝のラッシュでとても混んでいるので
すいている普通電車に少し家を早めに出て乗っている。
でも、座ったことは一度もない。
必ずしている事と言うのは、前から4両目
先頭のドアに立って、外の風景を見ることである。
毎日同じ風景なんだけれど、微妙に違う。
晴れた日、曇りの日、雨の日・・・
全て違う風景を見せてくれる。
この街並みを見ているのがとても楽しいんです。
でも、これは口実になるかもしれない出来事が起こった。
毎日じゃないんだけど
同じ電車になるときは必ず私の前に立って
同じ風景を見ている人・・・。
毎日じゃないから
今日は来るかな?明日は会えるかな?
会えた日は一日中うれしくて
会えなかった日は気持ちが何か暗くなる・・・。
この人はどういう人なんだろう。
彼が乗ってくる駅で私の乗っている電車は
少し長めに停車する。
ドアが開いた瞬間に乗ってくるときもあれば
閉まるギリギリになって急いで乗り込んでくるときもある。
そして私が降りる2つ前の駅で降りていく。
ほんの10分くらいの出来事だけど
私には大事な時間だった。
