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フィクションであることを望みます
第一章
「私、大きくなったらあっくんのおよめさんになる。」
「ぼくもさっちゃんのおむこさんになる。」
またこの夢か・・・
それにしてもさっちゃんって誰だ?
おれは近くの高校に通う高校生。
はずかしながら付き合ってる彼女もいる。
彼女の名は怜子といい、とてもかわいい娘だ。
「どうしたの?そんな暗い顔して・・・。」
「なんでもないよ。」
「また変な夢見たの?」
「なんでもないって。大丈夫だから。」
「それならいいけど。」
最近心配ばかりかけてるな。
ちゃんとしないと。
「それじゃさ、今日はドコ行く?」
「今日は遊園地でも行くか?」
「さんせ〜い。」
今日は遊園地に行って久しぶりに遊んだ。
ちょっとほっとできたような気がする。
「きょうはありがとね。」
「ほんとに大丈夫なの?」
「ああ、大丈夫だ。」
「それじゃね。」
「明日はバイトだっけ?」
「そうだけど・・・休もっか?」
「なんで?」
「心配だからよ。」
「大丈夫だって。」
「ならいいけど。」
ほんとにいい人だ。
「送ってくれてありがとね。」
「それじゃね。」
「ばいばい。」
次の日
今日は家でのんびりしていた。
夏休みは暇だね。
とか思っていたら一つの電話が入った。
「ほんとですか?」
「ああ、早く来てくれ。」
その人によると怜子がバイト先で大怪我したらしい。
すぐ病院に行った。
「ああ、淳志君か。」
「おじさん、怜子さんは?」
「ちょっと遅かったようだ。」
間に合わなかった。
遺体は酷すぎて見せられないらしい。
「どうしてこんな事に。」
「それがわからないらしいんだ。今警察が調べてるけど・・・。」
「そうですか。」
突然すぎて何が何だかわからない。
やっと見つけたよ、あっくん。
もう誰にも邪魔させないんだから。
二人で幸せになろうね。あっくん。

